凄いよこれ 4
岸に接して流れる水は、岸の上や岩、草などとの間に起こる摩擦のため、どうしても流れが遅くなります。
岸寄りにゴミがたまりやすいのはこのためです。
岸寄りの流れと隣り合っている水の層も、岸寄りの流れに引き止められるような形になるために、やはり遅くなりますが、それでも岸寄りの層よりは速く流れます。
このように、岸と水との間の摩擦は、次々と隣に伝えられてしきますが、川の中央部に近つくにしたかって弱くなっていきます。
川の中央部の流れがいちばん速くなるのは、このためです。
川の上下の場合も同じで、川底に接した流れは、川底の土や石ころなどとの摩擦のため遅くなります。
表面の流れも、川底に比べるとずっと弱いのですが、空気との摩擦があるため、やはり遅くなります。
このため、流れがいちばん速いのは、川面から10~40パーセントあたりのところになります。